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November 20, 2004

ヴァーチャル書庫『ブクログ』

人にはいろいろな欲求があるものだが、他人に自分のプライベートな本棚を見せたいという欲求にはなにか倒錯めいた感じがしないでもない。本棚はその人の趣味嗜好、思想傾向をそのまま表すものだから、それを覗かれるというのは自分が値踏みされるのと同じで気恥ずかしい。先日、古本屋を呼んで階段まであふれ返る本を整理したのだが、店主はまず本棚を一瞥してくすりと笑った、ような気がしたが気のせいか。でも高く買ってくれたので文句は言えない。
そんな私が矛盾するようだが、「Web 本棚サービス ブクログ」に書庫を作ってみた。思いつくままに本をリストアップしてゆく作業はなかなかに楽しいものだったが、なぜかサイトが異常に重く何度もタイムアウトを繰り返して思うように作業を進められなかった。同じ資本のJugem系blogもいつも重いのだが、これは要改善だ。本ごとにコメントやトラックバックが付けられるというアイデアが非常に良いだけに残念だ。とくに、本棚の編集画面で、一括して更新出来ないという仕様はなんとかならないものだろうか。登録を続けて、あとで分類やコメントをしようとしたが、1冊づつ更新をしなければならず、しかも重いために事実上作業が続けられないのだ。かくして、昨日は考えていた構成のすべてを入力出来ず、途中で作業を断念した(つまり眠くなって寝た・・・)。このために現時点ではかなり偏ったものとなってしまった。しかし書籍を主体にしたネットワークとは、試みとしては非常に面白いものだ。閲覧者がamazonに誘導される仕組みを作ることで、ユーザにはブログツールとして無償提供が可能になる。アフェリエイトでユーザへの還元も可能だ(私はamazonアフェリエイトをやっていないが)。このようなweb書店とのコラボレーションはビジネスモデルとしても興味深く、今後の成り行きを注視したい。

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Comments

Booklogも面白そうですねー。確かにJUGEMは改善の余地大有りですが、それが為にジュゲマー達が口減らしされてますよね。(本人らが単に見切りをつけただけ・笑)
一応、SEESAABlogにバックアップ取ったことあったんですが、内田百閒の「けん」の字が表示されないので、ダメでした。
で、やっとMTを立ち上げましたが、単なる写真日記と化す予定です。Blogをわかってないままでイヂくってバグったので、ものすごくシンプルになってしまいました。

そうか・・・値踏みされるのね(笑)<本棚

>じゅげまーのISさん、ココロガーのazuです。Jugemなぜか重たいですよね。ココログも以前かなり重たかったのですが、その後改善されてMTへ移行の野望が萎えてしまいました。
とうとうMT導入ですか?!やはりロリポでしょうか?Jugemやブクログが重いのにロリポが軽いのは同じ会社なのにヘンですよね。有料と無料の差?
百閒の閒が表示されないというのはシブいこだわりですねー。と、よくみるとなかの「月」の横棒が一本間引かれてるっ!なんじゃこりゃ!このフォントはっ!(と思ったのですが、フォントを大きくしたら直りました。)ちなみに私の漢字変換はATOKスマイルという小学生用のFEPです。このあいだも漢字変換されずに困っていましたが、辞書が小学1,2年生用に設定されていて、あわてて先生用辞書に直しました。そんなレベルなので古本屋に安く値踏みされちゃう今日このごろです(笑)

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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