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November 04, 2004

遠藤哲夫/『汁かけめし快食學』(ちくま文庫)

告白すると、おでん(関西では関東煮=かんとだき)の余りつゆをたっぷり目にアツアツご飯にかけて食べるのが好きだ。残りがちな昆布やコンニャクがあればのせる。全部食べたと思ったチクワブを鍋の隅にヒトカケ見つけたら、狂喜しつつそれものせる。だが、本当は何も要らない。ただ、ひと晩たって味の馴れたつゆとご飯があればいい。ちょっとカラシを溶き入れてね。この本を読んで思わずカミングアウトしてしまった。プチ後悔。

汁かけめし、いにしえの芳飯からカレーライスまでのウンチクを執拗に語るこの本を読むと、言うまでもないが日本人が如何に飯好きかということをあらためて認識させられる。なにせどうやったら美味しくご飯が食べられるかを民族の課題として、何世代も追究してきたのだから。
著者のサイト「ザ大衆食」にも啓発されまくりだ。曰く、「気取るな、力強くめしをくえ。」
この力み加減に少しばかりの笑いと日本人の業を感じる。イラストの東洋片岡がイヤになるほどマッチング。神保町書肆アクセスにて購入。

汁かけめし快食學
遠藤 哲夫
4480039783

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Comments

はじめまして。思いきり力んでめしくっている、エンテツです。トラックバックありがとうございます。本も書肆アクセスでお買い上げいただいたそうで、よそで買っていただくより、さらにうれしい。ありがとうございます。

魚肉ソーセージの話になってしまうのですが、先日、安酒場のさくら水産で、コレを発見。たしか50円だったかな。あそこのツマミでイチバン安い部類。頼んだら、魚肉ソーセージ数切れとマヨネーズが小皿にのって出てきました。お試しアレ。というほどのものじゃありませんね。

では、また。これからもよろしくお願い致します。

エンテツさん、はじめまして。blogの辺境へようこそお越し下さいました。ネコまんまといえば鰹節派の管理人azusayumiと申します。コメント有り難うございました。著者直々に頂けるなんてこんなに嬉しいことはありません。ご著書やサイトを
いつも楽しく拝見させていただいております。
うちは両親とも東京下町の産ですが、なぜか全員鰹節派です。親父などは昔からご飯に鰹節をかけるたびにネコメシと言いながら美味しそうに食べています。

ギョニク情報有り難うございます。さくら水産は給料日前のサラリーマンには嬉しい店でよく行きます。異常な安さが返って心配に(笑)なりますが、メニューに魚肉ソーセージがあるのは気がつきませんでした。50円(!)という価格設定も泣かせますね。

それでは、ご活躍を楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。

たしかに、さくら水産、安すぎて心配だわっ。(笑)
帰国したら、ギョニク試してみよーっと。

ISさん、期待していざ食べてみると、ナーンダってことになる可能性高いです(笑)。でもフライパンで焼いてからウスターソースをかけると美味しいんですよね~。この旨さの半分以上はノスタルジーですから割り引いて聞いて下さいね(笑)。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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