遠藤哲夫/『汁かけめし快食學』(ちくま文庫)
告白すると、おでん(関西では関東煮=かんとだき)の余りつゆをたっぷり目にアツアツご飯にかけて食べるのが好きだ。残りがちな昆布やコンニャクがあればのせる。全部食べたと思ったチクワブを鍋の隅にヒトカケ見つけたら、狂喜しつつそれものせる。だが、本当は何も要らない。ただ、ひと晩たって味の馴れたつゆとご飯があればいい。ちょっとカラシを溶き入れてね。この本を読んで思わずカミングアウトしてしまった。プチ後悔。
汁かけめし、いにしえの芳飯からカレーライスまでのウンチクを執拗に語るこの本を読むと、言うまでもないが日本人が如何に飯好きかということをあらためて認識させられる。なにせどうやったら美味しくご飯が食べられるかを民族の課題として、何世代も追究してきたのだから。
著者のサイト「ザ大衆食」にも啓発されまくりだ。曰く、「気取るな、力強くめしをくえ。」
この力み加減に少しばかりの笑いと日本人の業を感じる。イラストの東洋片岡がイヤになるほどマッチング。神保町書肆アクセスにて購入。
汁かけめし快食學
遠藤 哲夫










Comments
はじめまして。思いきり力んでめしくっている、エンテツです。トラックバックありがとうございます。本も書肆アクセスでお買い上げいただいたそうで、よそで買っていただくより、さらにうれしい。ありがとうございます。
魚肉ソーセージの話になってしまうのですが、先日、安酒場のさくら水産で、コレを発見。たしか50円だったかな。あそこのツマミでイチバン安い部類。頼んだら、魚肉ソーセージ数切れとマヨネーズが小皿にのって出てきました。お試しアレ。というほどのものじゃありませんね。
では、また。これからもよろしくお願い致します。
Posted by: エンテツ | 04 November 2004 at 23:46
エンテツさん、はじめまして。blogの辺境へようこそお越し下さいました。ネコまんまといえば鰹節派の管理人azusayumiと申します。コメント有り難うございました。著者直々に頂けるなんてこんなに嬉しいことはありません。ご著書やサイトを
いつも楽しく拝見させていただいております。
うちは両親とも東京下町の産ですが、なぜか全員鰹節派です。親父などは昔からご飯に鰹節をかけるたびにネコメシと言いながら美味しそうに食べています。
ギョニク情報有り難うございます。さくら水産は給料日前のサラリーマンには嬉しい店でよく行きます。異常な安さが返って心配に(笑)なりますが、メニューに魚肉ソーセージがあるのは気がつきませんでした。50円(!)という価格設定も泣かせますね。
それでは、ご活躍を楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: azusayumi | 06 November 2004 at 09:28
たしかに、さくら水産、安すぎて心配だわっ。(笑)
帰国したら、ギョニク試してみよーっと。
Posted by: IS | 06 November 2004 at 17:05
ISさん、期待していざ食べてみると、ナーンダってことになる可能性高いです(笑)。でもフライパンで焼いてからウスターソースをかけると美味しいんですよね~。この旨さの半分以上はノスタルジーですから割り引いて聞いて下さいね(笑)。
Posted by: azusayumi | 07 November 2004 at 00:19