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June 03, 2004

口琴 草原の風を奏でる

最近よく言われる「癒し」という言葉は好きになれない。何故か胡散臭いものを感じてしまうのだ。どうもこの「動詞の体言化」した言葉が胡散臭さを醸し出しているような気がする。例えば、「気づく」が「気づき」と使われると途端に怪しげな風味が広がる。ちょっと違うが「住む」を「住まう」と言ってみたりするのもイヤだ。普段ほとんど使われない言葉だが、何故か婦人誌や大人のライフスタイル雑誌などで特徴的に嘘臭いグラビアと並んでいることが多い。「上質な生活」をことさら演出しようという編集者の姑息が感じられてはっきり言って不快だ。いや不快なのはいま寝起きで機嫌が悪いからだった。すみません。住まう、どんどん使って下さって結構です。良いですね、この言葉。
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さて、このような日頃の怒りで疲れたこころを癒してくれる口琴という楽器に近頃こころ奪われている。
構造はフレームに金属の弁がついており、この弁を指で弾き演奏者の頭蓋で共鳴させて演奏する。このために、フレームを歯に当てるのだ。「びよんびよん」という魂に響くような、シャーマニスティックな音がする。口のかたちを変化させると音色が変わる。響かせながら発音するとまるでボコーダーのような音になる。無心に弾いていると、まるで中央アジアの草原で風に吹かれているような気分になる。

単価も高いものではないし、いろいろな口琴を集めてみるのも楽しそうだ。またまた深みにはまりそうです。

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