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June 27, 2004

ミニコミスト!番外編 / 『Tokyo Notice Board』

「Tokyo Notice Board」という週刊のフリーマガジンを見つけた。なかなか面白いのでミニコミスト!の番外編として見てみたい。始まったばかりでもう番外編というのも気が退けるけれど。このフリーマガジンは日本に住む外国人向けの情報誌だ。tokyonoticeboard.JPG発行は財団法人東京観光財団でwebをみると都の外郭団体のようだ。ちなみにこのサイトは日本人、とりわけ東京に住む人にとっても結構使えそうだ。ネイティブ東京人にも知らない情報がかなりある。特に修学旅行ガイドなどは実はデートや家族でのお出かけなどにも参考になりそう。
さて、このマガジン、短期滞在のルームシェアから日本語のクラスなどのほかに、Sayonara Saleというページがあって、これは日本を去る人が家具や家電製品などを後からくる人に売るためのメッセージ欄。何とも合理的なシステムだ。こんなネットワークがあるとは気づかなかった。Friendshipという欄にはこんなメッセージも溢れている。Hi everybody! I'm GENKI Japanese girl, 22. I am looking for foreign boyfriend.....とか、Looking for American lifepartner 20-40'. I'm ***. Japanese female 29 years, love music, cinema,.....など、何故か日本人の若い女性から外国人への交際希望が多いのが面白い。ほかコラム(英文)などもなかなか読ませる。
「外国としての東京」を感じることが出来るマガジンだ。青山ブックセンター新宿で入手。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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