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May 09, 2004

カリンバを買う

神保町すずらん通りの文房堂1F小物売場でアフリカの民族楽器カリンバを買った。といっても小さいものでペンダントにするように共鳴板上部に穴が開いている。本当にアフリカで作られたものかどうかは分からないが、もちろん本格的なものではなく、たぶんおみやげもののようなものだろう。karimba.jpg待ち合わせで時間が少し空いたそのスキマについ衝動買いしてしまった。その後スマトラでカレーを食べて喫茶古瀬戸に流れ、ダベリながら(死語)2時間ほどもずっと鳴らしていたが、最初の数分で響かせるコツをつかめば、あとはとにかく気分の赴くままにかき鳴らすと、何故か音楽のかたちになるような気配もあって気分が和む。というか、もう和みまくり!これ楽しいよ!すでにアンビエントになってるよ。

もとより民族楽器だから音階は平均律など関係ない世界。このおみやげ品はとても音階を意識して作ったようにもみえないし。にわかカリンバ奏者はコーヒーを飲みながらインプロヴィゼーションで演奏。しかし単純なフレーズの反復というものはダウナー系の瞑想を誘うものですね。

帰ってから調べるとこのカリンバを平均律に調律したものも売られているようだ。なんか簡単な曲なら弾けそうな感じで、ちょっと欲しくなってきた。

しかしぶっとい指・・・じゃなくてカリンバが小さいんだよ!■

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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