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May 01, 2004

13年前の雑誌を揃える~オンライン古書検索

13年ほど前に創刊され4年半ほどで終巻となった某雑誌が昨日やっと揃いました。祝い!>自分。
全23巻。これを揃えるのに5年もかかったので喜びもひとしおです。当時は一般書店で買えるような雑誌だったのですが、今はここ神保町でもなかなか出ず、日本中を探し回った5年間でした。といっても古書サイトの検索を利用してでしたので、全国の古書店をお遍路したわけではありません。部屋に居ながらにして探し、それでも5年、長かった・・・。
昨日鹿児島の古書店から取り寄せてゴール!札幌から鹿児島までまさに日本中から掻き集めたという感じ。

不思議なもので、出ないとずっと出ないのですが、1冊出ると何故か続けてでるのです。やはりツキの波、バイオリズムのようなものがあるのでしょうか。今回もつい2週間ほど前に4冊出て、最後の1冊が昨日出たのです。この5冊の前は1年ほどブランクがありました。

近所の古書店主某氏の話では、このオンライン検索のための入力に学生のバイトを専門に雇ってもネットでの流通が期待出来るので持ち出しにはならないとのこと。見るとバイトさんは一心不乱に入力しています。

お世話になった古書サイトを紹介してみます。便利になったもんですねー。

日本の古本屋」 東京都古書籍組合が運営
インターネット古書店案内 紫式部」 古書の検索エンジン スーパー源氏で超有名
Old Book Mark」 古本屋散策の栞 独特な検索です。
Book Town KANDA」 神田古書店連盟 検索あり


また、全国の大学、学校、公共図書館などの横断検索が出来るサイト、
Jcrossにはいつもお世話になってます。ここで得られた情報で、いままで諦めていたかなりの本に出会えました。
横断検索とは、検索キーワードの入力ひとつで、北は稚内から南は沖縄まで、200以上の図書館の蔵書を一気に検索してゆくという、いわば絨毯爆撃、非常に強力な検索ができます。検索の過程が見えるのですが、まさしく壮観です。みつかったら、近所の公共図書館に相談すると、時間はかかりますが取り寄せてくれる場合もあります。

今日はちょっとうれしくて思わず書き込みしてしまいました。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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